ウグイス

スズメ目ヒタキ科(Cettia diphone)

全長約14.5cm
漂鳥または留鳥
繁殖期にはササ類の多い場所にすみ、島では海岸に近い場所でも繁殖し、また標高2000mくらいの高い山にすむものもある。秋冬には山地や北地のものは平地や暖地に移動し、下生えの多い林、ササやぶ、草生地、葦原、林縁の茂みなどにすみ、市街地や公園や庭の植込みや生垣にもいる。体を左右に動かしながら、活発に枝移りし、低い枝にとまることが多い。主に昆虫やクモを食べる。地鳴きはチャッチャッという舌打ちのような声で、警戒したときにはこの声をはやく続ける。さえずりはよく知られたホーホケキョである。その他に「谷渡り」と言われるキョキョキョキョキョ、ケッキョケッキョケッキョケッキョと長く続ける声がある。これは繁殖期における警戒の意味を含んだ声ではないかと思われる。2月頃から越冬地でさえずりを始める。


撮影日 4月7日、撮影地 大神保町 撮影日 4月7日、撮影地 大神保町


 戻る